2016-02-16

レベルを下げて物理で測る

フルマラソン4時間台くらいの、30〜40代ランナーは、体感でペースが分かるほど練習できていないし、前半に飛ばし過ぎると、ほぼ後半に巻き返しができない。だからペース配分は重要だ。

時計を持っていれば、計算できるのだけれど、前半で飛ばしすぎているときには、そんなことは無視してペースがあがる。後半は疲れてきて、暗算をするのもいやになったりする。

というわけで、定期的に「ペースをさげろ」「ペースをあげろ」と音声で案内する iOS アプリを作ろうとした。いまのところ、ペースを指定して走ると、ときどき「ペースあげろ」とかいうだけの単純なアプリだ。意識高めに MVP といえばよいか。

ついでに Facebook Ad で数千円だしたら何クリックいくとかも、なんとなく分かった。広告の AB テストもできて、自動的にクリック率の高い画像を多く出す、とかもやってくれる。

ここからは、高低差を考慮するペース配分、Nike+ や  RunKeeper との連携、距離の補正(最短距離を走れないので、42.2km より多く走ることになる)、Android対応、ウォッチデバイス対応など、やることはいっぱいある。

ところが、そんなことやっていたら、東京マラソンも横浜マラソンにも間に合わない。すなわちマラソンシーズンが終わってしまう。だめじゃん。というわけで、もう複数デバイスとか考えるのを、一旦あきらめた。

単純に耐水紙にペースを印刷して、スナップボタンかベルクロで付けられるようにすればよい、と思い始めた。というわけで、いま、サンプルを作っている。計算とか Excel でよい。