2008-09-24

タスクを階層化できるタスク管理サービス O.SHI.GO.TO

拙作の ActionPad で目指していたことのひとつは、タスクあるいはアクションの階層化でした。GTD でも具体的な行動まで落とし込むことが重要なステップです。一方で、ある程度、作業工程を俯瞰する必要もあります。プレゼンテーションの資料を作るところで、いきなり「PowerPoint を開く」ではいかんわけです。そんなわけで、「目的は?」「ブレインストーム」「アウトライン作る」などに分解します。さらに「アイデアを取捨選択する」「残ったアイデアで並べ替えて、あそぶ」「アウトラインを決定する」みたいに分解します。



自分が考えることなんぞ、とうぜん他の人も考えているもので、O.SHI.GO.TO というウェブサービスが、まさにこの実装です。うおお、ライバル出現。うそ。Action Pad が後発すぎ。そうそう。ヘルプやブログにも、このあたりの考え方が書かれています。いちいち納得。



O.SHI.GO.TO には作業のテンプレートを挿入する機能があって、これはかなり便利そうです。そのうち、Action Pad に取り入れたいです。



2008-09-23

ActionPad を AJAX にしてみた

テキストファイルとして編集できるタスク管理ツール、として作り始めた ActionPad ですが、やっぱり使いにくいなぁという結論に至りました。というわけで、ちょっと AJAX な感じに変更です。





テキストエディタで TODO 管理するときは、良くも悪くも両手がキーボード上にあるような心理モードです。ところがブラウザとなると、どうしても右手がマウスにいきます。ってことは、ブラウザ上にエディタを置いてしまうと、なんかこう右手が忙しくなります。ショートカットつければいいのかも知れません。



2008-09-06

Google App Engine で、タスク管理ツールを作ってみた

Google App Engine を使って、簡単なタスク管理ツールを作ってみました。いまさら感のあるアプリケーションですが、巷のツールになかなか馴染めなかったのと、ウェブアプリを公開してみたかったというのが動機です。



ActionPad



まずはツールのこと。タスクの順序を任意に指定できること、ネットワークにつながっていなくても管理ができること、階層化できること、の3つを強く望んでいました。これをずべて解決してくれるアプリというのが、なかなか見つかりませんでした。じゃあ、Excel 使えよみたいな話なのですが、まあ、そこはやっぱり携帯電話とかでも見たいし、とか。Remember the MilkCheck*padSimpleGTD も素晴らしいツールなのですが、なかなかすべてを満たしてくれません。



Tasko というウェブアプリを見つけて、おおこれだよこれ、ってことで。ただ、終わったタスクに「@done」 って書くのって、携帯電話ではちょっと面倒なのですね。というわけで、独自記法を採用しよう、と。



続いてウェブアプリのこと。外側に公開しようとすると、レンタルサーバか自宅サーバです(専用ホスティングはさすがに、オーバースペック)。レンタルサーバだと CGI で書くことになるので、web.py や Django かなぁってことで、ちょこちょこ調べてはいました。自宅サーバだと、さくっとサーバを動かせるので便利なのでいいなぁ、デスクトップパソコン買おうかなぁ、と思案していました。



最近、遅ればせながら Googl App Engine を調べはじめて、あーなんて簡単、ってことで、これに乗っかることにしました。ノートPC上で web.py を使って作りかけていたコードがあって、それなりに MVC に分けてあったので割と簡単に移植できました。モジュール化重要。



Google App Engine 上でも、web.py を使うことができるらしいのですが、今回は動くコードをさっさと作るのを優先しました。まだまだ dog food リリースですが、ちょっとずつ改良してみようと思います。