2008-08-17

Wing IDE の使用感

Wingwre 社の Wing IDE という Python の IDE の 一番高い Professional 版を試用(そうです「試」用です)し始めました。web.py と SQLObject を使ったウェブアプリ開発を前提にしています。ちなみに本職は開発ではありません。日曜プログラマです。



これまでの開発環境は



  • Windows XP SP2


  • CTRL+TAB や TopDesk(似非Expose)でフォルダ、Command Prompt、Firefox、xyzzy (Emacs っぽいエディタ)、Python ヘルプを切り替える


  • TortoisSVN でバージョン管理


  • TODO はテキストファイルで管理


でした。で、



  • 編集ソースの切り替えとウィンドウ切り替えのキーストロークが異なるのがやだ


  • 自動補完が欲しい


という不満がありました。



Wing IDE の使い方は



  • エディタのパーソナリティをEmacsに設定


  • Edit-Preference-Layout で個別ウィンドウに設定


  • Python Shell も Wing IDE から開く


  • Wing IDE の SVN 機能はまだ使っていない


です。感想は、



  • エディタもシェルも自動補完は思いのほか便利


  • すべての作業・閲覧対象を Ctrl+tab で切り替えられて便利


  • 編集時にシンタックスチェックしてくれて便利


  • あんまり使わないけど、Shift+F6でユニットテスト実行も便利


  • あんまり使わないけど、ブレークポイントとか変数ウォッチも便利


  • Code Folding 機能は使っているけど、編集しているうちに expand してしまうので微妙


  • TopDesk ではWingの画面が真っ黒になってがっかり


というわけで、なかなか良いです。



編集ソースが増えてくると、TopDesk で表示したウィンドウが真っ黒になるのが痛いです。が、実際のところ、あんまりたくさんの画面を縮小表示されても、どれを選べばいいのかわからないのかも知れません。Vista の Flip 3D にするといいのかも。



30日使えるらしいので、もう少し試用を続けてみようと思います。無料の 101 版でもいい程度の機能しか使っていませんね。Personal 版の $35、Professional 版の $179 でも支払っていいと思っていたわけですが。