2008-08-20

北京オリンピックトライアスロン 田山選手メダル獲得ならず

レースを見られなかったので、非公式結果を眺めながら、田山選手のレースを妄想してみます。



スイムは 18分04秒、5位で上がっています。先頭のニュージーランド代表 Reed 選手とは 4 秒差、最後尾とは50秒ほどの差です。かなりな好位置につけていたようです。トランジットの時間なんかも記録されていて、バイクに出たときには 4 位です。先頭集団ではないですか。



NHK ニュースによると、山本選手も先頭集団に入っていたみたいで、バイク終了時点で、36位、1時間17分46秒。田山選手は、35位、1時間17分46秒。ほとんど一緒にバイクを終了していたってことでしょう。他の選手のラップタイムを見ても、だいたい同じくらいなので、大きな集団だったようです。



あれ?バイクラップをよく見ると、



  • 1位 1時間16分45秒 ベルギー代表 Zeebroek 選手


  • 2位 1時間16分45秒 ルクセンブルク代表 Dirk 選手


  • 3位 1時間17分30秒 メキシコ代表 Serrano 選手


先頭2人が 45 秒も、ちぎってるじゃないですか。おお、これは盛り上がったのではないかと。バイクで 500m くらい、ランで 200m くらいの差でしょうか。



そんなわけで、田山選手は大きな第2集団か、その後の第3集団くらいでバイクフィニッシュだったのでしょう。トップとは1分差。トランジットで1人抜いています。



ラン・スプリットは37分58秒で48位、最終タイムでも48位です。ランに出てから、15人に抜かれたことになります。結果をざっと見たところ、ラン・スプリットの順位と、総合順位がだいたい同じです。ランスプリット順位と総合順位が大きく違うのは、バイク先頭の2人くらいです。おそらく、ランに入ったところでは、ほとんど差がない状態で、徐々に集団が縦に長く伸びていったのでしょう。



そんなわけで、田山選手はメダル獲得ならず。田山選手は大変悔しがっている様子なので、私は残念がっておきます。それにしても、あいかわらず、ヨーロッパとオセアニアは強いですねぇ。